こんばんは、KISEです。今日はちょっとウォッカでいい気分です。ウォッカというとアルコール度数の強い酒!というイメージがあるかもしれませんが、寒い日にお湯割りにすると体が温まります。
さて、カザフ料理教室で習ってきたメニューも第4弾になりました。今回はバウルサック。2014年の漫画大賞を受賞した『乙嫁語り』にも登場するらしい(すみません、読みます)甘くない揚げドーナツパンです。それではさっそくご紹介します。
- カザフ料理教室について
- バウルサックってどんな料理?
- バウルサックの材料
- バウルサックの作り方
- まとめ
カザフ料理教室について
まず、今回紹介するバウルサックのレシピは、INDY GUIDEから予約する現地オプショナルツアーで参加したものです。回によってメニューは異なるそうですが、気になる方はぜひ体験談をご覧ください。
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バウルサックってどんな料理?
バウルサック(ボルソグと呼ばれたりもします)は、中央アジア全域で食べられている揚げパンのこと。写真のようにまん丸いのもあれば四角いのもあり、料理教室では丸型をつくりましたが、その後、地元のご家族との夕食にお呼ばれしたときは四角いのをいただきました。
食感は、ふわふわモチモチカリカリで中が空洞の揚げドーナツを想像していただければOK。ただし甘くはありません。バウルサック自体は素朴な味です。その代わり、後から砂糖をまぶしたりジャムやバターをつけたり、スープと一緒に食べたり、お茶に浸したりと、食べ方のバリエーションは豊富。
羊のラードで揚げるのが伝統的なつくりかたですが、現在は植物油で揚げるのが一般的となっています。
それでは、料理教室でもらったレシピをもとに材料と作り方をご紹介しますね。
レシピはツアーコーディネータのジャナラが準備してくれたものをそのまま書き起こして和訳しています。詳細な分量・時間が抜けている部分、解読できなかった部分もありますがご了承ください。
バウルサックの材料
- ホットミルク 400cc
- 砂糖 40g
- 塩 小さじ1と1/2
- ドライイースト 10g
- サラダ油 15g
- マヨネーズ 20g
- 卵 1個
- 強力粉 350g
- (揚げ油 適量)
ホットミルクはぬるま湯くらいで大丈夫です。熱々だとイースト菌が死んでしまいます。また、強力粉はあくまで目分量という感じで、生地がべたべたしなくなる量を調整してください。
つづいて作り方です。パンを作ったことがある人ならとっても簡単。
バウルサックの作り方
- 牛乳、ぬるま湯、イースト、砂糖を泡だて器でよく混ぜ合わせる
- その状態で15分ほど休ませ発酵させる
- 植物油、マヨネーズ、塩、卵を加える
- 強力粉を最初に100g加えて混ぜ、その後少しずつ足していき、べたべたしなくなるまでまとまったら、拳でパンチするように力を込めて捏ねていく
- 理想的には30分ほど頑張って捏ねたら麺棒で1cmの厚さに伸ばし、コップのふちなどで丸く型抜きをする
- 15分ほど休ませた後、熱した油で両面きつね色になるまで揚げたらできあがり
ちなみに、5.で丸型に抜く代わりに包丁でひし形に切ってあげるとこんな風に四角いバウルサックができます。
まとめ
料理教室で習ったなかではいちばん簡単なメニューです。揚げたてふわふわがやっぱり美味しいですが、冷めたネチっとした食感も個人的には好き。
そしてこれは余談ですが、カザフスタンではつい近年まで国民の健康増進のためアンチ・ファストフード政策をとっており、ジャナラ曰く「ハンバーガーやドーナツは新しい食べ物。知らないって人も絶対いる」だそうです。ということは、私がここで「バウルサックは揚げドーナツです」と説明するのと同じように、アルマトイの人には「ドーナツとは甘いバウルサックみたいなものです」と説明しなきゃいけない可能性もあるということでしょうか。
まぁそれは置いといて、揚げ物好きにはたまらない美味しさなので、ぜひ一度は食べてみてください。
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