アルマトイの代表的な観光スポット「チャリン渓谷」はカザフスタンのグランドキャニオンとも呼ばれる雄大な渓谷です。そしてアルマトイ観光で外せない湖水観光のなかでも、湖面から木がニョキニョキ生えた奇妙な光景で人気の「カインディ湖」。いずれもアルマトイ市街からは車で4時間ほどと日帰りでは少々厳しい場所にあります。なので今回は一泊二日で両方を巡るツアーに参加してきました。今日はその一日目、チャリン渓谷トレッキングのレポートです。
二日目のレポート:一泊二日でアルマトイ郊外の絶景を巡る旅へ!オプショナルツアー体験レポート<カインディ湖>
車で4時間、どこまでも伸びる快適な道路
朝7時、Airbnbのアパートにドライバー兼ガイドのチンギスくんが迎えにきてくれました。車両はトヨタのランドクルーザー。そういえば、日程調整を担当してくれたアセルも「長い道のりだけどちゃんとした車だから安心してね」とメッセージをくれたような。そのおかげで道中のハプニングは一切なかったことは最初に書いておきましょう。
街を出ると周囲の景色が一変します。田舎になるのではなくて大自然になるというか。天山山脈を右手に、どこまでも広がる草原と送電線と羊の群れ。でも不思議なことにまったく飽きません。整備された幹線道路と安全運転に甘えて、おしゃべりしながらもずっとシャッター切っていました。
途中、村のレストランでランチ。私はビーフグリルと冷たいアクローシュカ(きゅうりとヨーグルトスープ)にしました。外は暑いのですっきりしたスープがすごく美味しかった!それにしても食事代まで含まれていて至れりつくせりです。
さて、再び車中。周囲の景色が草原から岩場がちになり、大絶景にようやく目が慣れる頃、チャリン国立公園の入り口に到着。さんざん絶景を見てここまで来たはずなのに再びため息の出るような光景が目の前に広がっています。今からここに降り、チャリン川岸のキャンプ施設エコ・パークまでトレッキングです。ゴールはまったく見えません。
途中、動物の形に見える奇岩を通り、岩のアーチをくぐり、写真を撮りながら1時間程度でエコ・パーク到着。エコ・パークの、ログハウスやユルタ(遊牧民のテント)にも泊まれるそうですが、我々の目的は一休みとトイレ。川辺の東屋でチンギスくんがお茶を淹れてくれました。ユルタにも入ってみたり。
そして再び1時間かけて元来た道を戻ります。息が上がるほどではないけどいい運動。途中で水を買う場所はないので、車から降りるときにドリンクを忘れないようにしましょう。
車に戻り、今度は渓谷を上から見下ろせるスポットに連れていってもらいます。土日ともなると観光バスで賑わうという話を聞いてもにわかには信じられないほど、絶景独り占めの贅沢な時間でした。来てよかったし歩いてよかった!
本日の宿はチュンジャ温泉エリアのホテル
チャリン渓谷を満喫し、今日の宿、チュンジャ温泉セリアに向かいます。途中、村のマーケットでお晩酌セットを購入する我々(笑)チンギスくんもお酒好きなようです。日本の温泉宿とは違い、温水プールに宿泊施設がくっついているような感じ。裸ではなく水着が必要です。
こういった温泉施設も冬は賑わうそうですが、訪れた6月は私達のほかは家族連れが2組程度。たくさん歩いた疲れを癒やしプールサイドでだらだら。旅日記をつけたり写真を整理したり、あとは本当にひたすらだらだらしてました。
そして夕食!パン、サラダにチキンスープ、そしてマンティ(”大”籠包?)。おいしい、幸せ。私は基本的にどこでも一人旅が大好きですが、こういう場所は友達と来るのも楽しいかもなと思いました。この日はこれで終了。疲れていたのかぐっすり眠りました・・・・・・。
二日目、カインディ湖編に続きます。
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