こんにちは、KISEです。今回は、先日レポートしたジャナラとのウォーキングツアー(カザフ女子と歩く、アルマトイ街ぶら&地元ワイン!オプショナルツアー体験レポート)で試飲した「アルバワイン」の直営店について、現地でのメモと公式サイトからの情報をもとに詳しくご紹介したいと思います。
まず、アルバワインの概要について簡単にご説明します。アルバワインのワイナリーはアルマトイ市内から東へおよそ70km。海抜1000メートルを流れるトゥルガン川の流域にあります。標高が高く、一年を通して涼しいため古くからブドウ生産は行われていたものの、ソ連体制下の1985年、アルコール禁止キャンペーンによりワイナリーは閉鎖。以降、荒廃したままでしたが、近年フランスの醸造家が再注目し、近代的な手法も取り入れて再出発しました。今回紹介するジベック・ジョリの直営店もその販促の一環として運営されています。
お昼はテイスティングと購入、夜はワインバー
私が直営店を訪問したのは、まだ外も明るい午後3時。バー営業は夜のみですが、酒屋さんとしては12時開店。ワイン樽の並ぶ店内はワイナリーの貯蔵庫にやってきたような趣があります。
テイスティングは1杯につき150~300テンゲ(50~100円)。常時、赤白それぞれ4~5種類のワインを試すことができます。もちろん気に入ればその場で購入可能。店員さんも英語が堪能で、ブドウの種類や酒造エピソードについて丁寧に教えてくれました。
私のお気に入りはカザフ・リースリングの白ワイン。外が暑かったのでキリっと冷えた白は格別でした。写真からもわかるように、ゆったりくつろげるソファ席も最高。
夜はさぞ雰囲気のいいバーになりそう。検索するとプチコンサートの写真なども出てくるので、週末はイベントもあるのかも。
また、カザフ料理とワインの新しいマリアージュについても研究を重ねているそうです。特に馬肉と赤ワインは合うんです、とお店のお兄さん。
そしてこのときは特別に、店内の大型モニターでワイナリーのプロモーション動画も見せてもらえることに。この動画はYoutubeでも見ることができます。
ワインについてあまり詳しくない私にも、地元ワイン復興にかける熱い思いが伝わってきて、手の中のグラスがますます特別な一杯のように思えてきます。そもそも日本ではお目にかかることすら難しいワイン。アルマトイを訪れたらぜひゲットしてみてください。
2018年12月時点のお店情報
住所: 71 Ablay Khan str., Almaty
営業時間:Time schedule: Daily from 12:00 to 22:00
アルバワインの公式サイトはこちらから(英語版ページもあります)。
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