アルマトイで地下鉄に乗る!

こんにちは、KISEです。先日書いたユーリオンアイスの聖地(?)の地下鉄エスカレーター記事(アニメ『ユーリオンアイス』に一瞬だけ登場するエスカレーターはどこ?)からこのサイトにたどり着いて下さる方が多くいるようなので、今日はアルマトイの地下鉄、しかもたった9つしかない超絶シンプル路線について書きたいと思います。それではスタート!


目次
  • たぶん世界初、アルマトイ地下鉄路線図日本語版
  • アルマトイ地下鉄の乗り方
    • 切符の買い方
    • ダイヤ
    • 駅構内の構造
  • アルマトイ地下鉄の歴史
  • まとめ


たぶん世界初、アルマトイ地下鉄路線図日本語版

せっかく9駅しかないので、無料デザインツールCanvaで作ってみました。アルマトイ市営地下鉄の路線マップ。もしかして世界初の日本語地図かもしれません(笑)

MAP BY KİSE
アルマトイ市営地下鉄の路線図

ユーリオンアイスのオタベック・アルティンがインスタに上げていたのはアルマリ駅ですね。

この路線図をベースに観光スポットや飲食店を足していけたらおもしろいことになりそうですが、まぁそれはおいといて、とにかくシンプルであるというのは一目瞭然かと思います。ちなみにセイラン駅とモスクワ駅は2015年に新しく開通。駅数は今後も増えることが計画されています。

アルマトイ地下鉄の乗り方

切符の買い方

アルマトイの地下鉄には日本人が想像するような「切符」はありません。その代りに窓口でトークンを購入します。料金はどこまでいっても同一で200テンゲ(70円弱)。

トークンは地下鉄構内にある有人トークン窓口で200テンゲ渡すだけ。この黄色いトークンはすぐそこの改札で早々に回収されてしまうの手元にあるのはほんの一瞬です……。

PHOTO BY KİSE
アルマトイ地下鉄のロゴが刻まれたトークン

ダイヤ・始発・終電

アルマトイ地下鉄のダイヤも路線図と同じくらいシンプルで、10分に1本運行しています。始発は6時20分、終電は11時30分なので東京に比べると運行時間帯が短いですが、そもそも交通手段としてそれほど重視されていないせいで市民の不安は少なそうです。(タクシーやレンタサイクルも安くて使い勝手がよいので)

駅構内の構造

続いて駅の構造について。アルマトイの地下鉄駅はどこもだいたい同じようなシンプルなつくりです。駅の入り口をおりると、自販機やロッカー等が設置してある地下通路に出ます。

PHOTO BY KİSE
地下鉄アバイ駅の入り口

この地下通路を通って反対側の地上出口に出ることもできます。地下通路にあるガラス扉が地下鉄構内への入り口。ちなみに写真手前の影はATMです。

PHOTO BY KİSE
駅構内に続く地下通路。ジュースや軽食の自販機もあります

駅構内。混雑している様子は見たことがありません。写真に写っている窓口で切符を購入したあと、トークンで改札を抜ける前に金属探知ゲートを抜ける必要があります。このとき手荷物は脇のテーブルに置き、体だけゲートをくぐるシステム(くぐった後に反対側から手荷物を回収)。手荷物まで検査しているとキリがないのかもしれませんが、手荷物こそチェックしなきゃダメだろ!という感じはします。

PHOTO BY KİSE
改札内から撮った写真。上方中央に映っているのが金属探知ゲート

改札を抜けた後は、長いエスカレーターを降りてしばらくコンコースを歩くとホームに出ます。床や壁もよくみるとカザフ文様っぽくて可愛い。またホームの端には各駅の命名由来をモチーフにしたレリーフがあるので、それを見るのも楽しいです。たとえばアルマリ駅なら林檎、ジベック・ジョリ駅ならシルクロード、アバイ駅ならアバイ・クナンバエフの像など。

そして、地下鉄車両は、カザフスタン国旗カラーでもあるブルーとイエローが入ったこれまたシンプルなデザインです。

PHOTO BY KİSE
ホームに車両が入ってきたところ

座席はブルー。他の乗客が映らないように気を付けたというのもありますが、基本的にいつも空いており、座席に座れないなんてことはほとんどなかったように記憶しています。

PHOTO BY KİSE
アルマトイ市営地下鉄の座席

アルマトイ地下鉄の歴史

アルマトイ地下鉄の歴史は非常に新しく、オープンは2011年12月。建設途中のソビエト崩壊などもあり工事には23年もの時間がかかりました。当初は7駅しかありませんでしたが、2015年にセイラン駅とモスクワ駅ができ、現在の全長は11.3kmとなっています。

また、中央アジアの都市の地下鉄としてはウズベキスタンのタシケント・メトロに続いて2番目に古い地下鉄となります。

まとめ

以上、アルマトイ市営地下鉄、通称、アルマトイ・メトロを現地の写真とともにご紹介しました。移動手段としてはもちろん、乗車体験それ自体もわりと楽しいので現地に行ったら是非一度は乗車してみてください。

ここまでお読みくださりありがとうございました!


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