地下鉄ジベック・ジョリ駅スタート、効率のよい街ブラコース

こんにちは、KISEです。徐々に記事が溜まりつつあります。しかしアルマトイ街歩きといってもまずどこに行けばいいのか、やっぱり情報がなさすぎる……。

私も初めて訪問したときはそうでした。そこで今回は、押さえるべき観光スポットを押さえつつ、疲れたらいつでもカフェで一休みできるような徒歩で回れるお散歩コースを実体験をもとにまとめてみました。

(博物館等は曜日により閉館の可能性があります)

目次
  • はじめに:ジベック・ジョリってどのへん?
  • まずは地下鉄に乗ろう!
  • ジベック・ジョリ駅からパンフィロフ公園とゼンコフ教会へ!
  • 公園を横切ると、民族楽器博物館が見えてきます
  • 民族楽器博物館からグリーンバザールへ
  • アルバート・スクエアでランチorディナー
  • メロマンで本や地図、CDのお土産を探そう
  • まとめ


はじめに:ジベック・ジョリってどのへん?

最初に「ジベック・ジョリ」という地名についてご説明させていただきます。「ジベック・ジョリ」はカザフ語でシルクロードという意味。アルマトイ市の旧市街であり、飲食店やエンタメ施設(クラブ等)も集中する市内きっての賑やかな場所です。

H.I.Sの現地オプショナルツアー(アルマトイ市内 半日観光ツアー 主要スポットを効率良く!<日本語ガイド/午前 or 午後/4時間/アルマトイ発>by H.I.S.)の行程に含まれる見どころもジベック・ジョリ周辺に集まっており、観光でも外せません。まずは旅行者の見方である地下鉄に乗ってジベック・ジョリにたどり着く方法からご紹介します。

まずは地下鉄に乗ろう!

さて、アルマトイ市営地下鉄には駅が9つしかなく、東京の地下鉄に比べるとシンプルこの上ないです。なので移動もとても簡単。料金も区間同一料金でどこまで行っても200テンゲ(といってもそこまで遠くには行けない)。地下鉄構内にあるチケット窓口でお金を渡すと黄色いトークンがもらえます。それをコインのように改札投入口に入れ、バーを押してホームへ。

ちなみにシルクロードを意味する「ジベック・ジョリ」駅のホームには、トップ写真のとおり、往時の絹の道の様子が描かれています。

PHOTO BY KİSE
ジベック・ジョリ駅ホームのレリーフ。ラクダ、隊商宿、星座など「シルクロード」モチーフ

ジベック・ジョリ駅からパンフィロフ公園とゼンコフ教会へ!

駅を出たらまずはパンフィロフ公園に向かいましょう。地上出口を出てゴーゴリ通りを東へ行くと、徒歩10分かからないくらいで右手に公園の入り口が見えてきます。この公園がパンフィロフ部隊の28戦士公園(通称パンフィロフ公園)。

第二次世界大戦中、迫りくるナチスドイツ軍からモスクワを防衛したとされるパンフィロフ部隊の戦士28年に敬意を表してこのように名づけられました。観光客だけではなく市民の憩いの場にもなっています。

参考:第二次世界大戦の英雄 パンフィロフ部隊の28戦士公園

PHOTO BY KİSE
体を張ってモスクワを防衛するパンフィロフ部隊の戦士像

続いて、同じ敷地内にゼンコフ正教会 (別名 ヴァズネセンスキー正教会または昇天教会) があります。公園の自然に癒やされながら、ロシア正教会の装飾、礼拝具の美しさに浸りましょう。 ちなみに裏側の入り口から中に入ることができます。 教会に入る時は信徒の祈りを邪魔をしないよう注意。女性はスカーフ等で髪を隠しましょう。

そして、この公園のすぐ隣にあるのがカザフ民族楽器博物館です。

参考:世界で唯一の木造聖堂 ロシア正教ゼンコフ教会

PHOTO BY KİSE
ゼンコフ正教会を正面からみたところ。鳩の大群に注意

公園を横切ると、民族楽器博物館が見えてきます

木造の可愛らしい建物、たぶん見たらすぐわかります。これがカザフ民族楽器博物館。ジェティゲン、ドンブラ、コブズといったカザフの伝統楽器をはじめ、世界の民族楽器が展示されており、館内ミュージックも雰囲気があります。それほど時間をかけずに一周でき、かつ屋内で一休みできるという一石二鳥のスポット。

参考:草原の音色に耳を傾けながら一休み カザフ民族楽器博物館

PHOTO BY KİSE
カザフ民族楽器博物館

カザフの伝統音楽については、キングレコードから『カザフの音楽』というCDが出ておりAmazonでも買えるのでぜひ聴いてみてください。

足を休めたら次は小腹を満たしにグリーンバザールへ行ってみましょう♪

民族楽器博物館からグリーンバザールへ

ちょっと歩いてお腹が減ったかもと思ったら、行くべき場所はやはりアルマトイ市民の台所「グリーンバザール」しかありません。民族楽器博物館からは歩いて5分くらいです。外見が少々わかりづらいので、交差点の手前から撮った写真を上げておきます。

PHOTO BY KİSE
交差点の奥に見える四角い建物がグリーンバザール場内

グリーンバザールはファッション・雑貨エリアと食品エリアに分かれており、ファッションエリアでは日用的な衣類はもちろん、カザフグッズやフェルト製品といった手頃な土産品も手に入ります。観光客に特化したお店もあれば地元民のためのお店もあり、ごちゃごちゃカオスな雰囲気が異国情緒たっぷり。

PHOTO BY KİSE
衣類のセンスはあまり期待できないかもしれません

そして場内の食品エリアでは、ウズベキスタンやイランの良質なナッツ、ドライフルーツ、スパイスのコーナーに始まり、食肉コーナー、乳製品コーナー、加工品コーナーが続きます。馬肉ソーセージ(カズー)とかラクダの発酵乳(シュワト)とか試食させてもらいましょう。人が多いので手荷物注意。

さて、場内の食堂でも食事ができますが、せっかくなのでランチはアルバートスクエアに行ってみましょう。

参考:アルマトイ市民の台所 お土産も揃うグリーンバザール

PHOTO BY KİSE
山盛りにされた馬&ラクダの乳製品

アルバートスクエアでランチorディナー

試食で十分お腹が満たされたかもしれませんが、いちおうちゃんと食事もしておきたい、食いしん坊なので。遅めのランチにおすすめなのはアルバートスクエアです。2年前に新しく整備されたばかりの通りで、お洒落なカフェやレストラン、ショッピング複合施設が並び、若者が好きそうなエリアです。休日なら絵を売る人や路上パフォーマーにも出会えるかも。

PHOTO BY KİSE
休日は若者でにぎわうアルバートスクエアのカフェ
PHOTO BY KİSE
スターバックスコーヒーもあります

それでは最後に私のおススメの書店メロマンをご紹介して、基本の街ブラコースを終了にしたいと思います。

メロマンで本や地図、CDのお土産を探そう

メロマンははカザフスタンの大型書店チェーン。誰に聞いても「本屋ならメロマンがいいよ」と返ってきます。雑貨や音楽、画材、それにちょっとしたお土産も揃う、強いていうならヴィレッジバンガードのような店(?)。 地図を買うもよし、オリジナルデザインの文具を買うもよし、はたまたカザフスタンで流行っている音楽のCDを見るもよし。言語がわからなくてもけっこう楽しめるもんなんです、書店って。

参考:本、CD、文具、ビレバンならぬメロマンが楽しい!

PHOTO BY KİSE
メロマン ジベック・ジョリ店は24時間営業

まとめ

賑やかでお洒落で、でものんびりしたアルマトイの空気を感じつつ、徒歩でコンパクトに回れるルートです。もちろん紹介した以外の場所でもいっぱい寄り道してくださいね。個別の観光スポット紹介もどんどんまとめていきますのでどうぞお楽しみに!

ここまでお読みくださりありがとうございました!


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