ヴィクトル・ツォイの聖地に泊まれる!?ファン垂涎のAirbnbアパート発見

皆さまこんにちは、KISEです。Airbnbでアルマトイのアパートメントを見ていたらもんのすごい聖地を発見してしまったので共有させていただいていいでしょうか!

これをみてピンと来た人はもう俄然アルマトイ行く気になりましたよね?私も次の宿は絶対ここにします。ホストがロシア語しかいけなさそうならロシア語の勉強もがんばります。

とくにピンと来ないし、だいたいこの人誰?という人には一体なにをそんなに興奮しているのかと思われるかもしれませんので説明しておきましょう。

このアパートメント紹介写真でたばこをふかしているお兄さんはヴィクトル・ツォイといいまして、ソ連時代のカリスマバンド「KINO」のヴォーカルでありロシアでは「ロックの神様」とも呼ばれているあんちゃんです。ロッカーが早逝なのは世界のどこでも同じなのか、ソ連解体前の1990年に交通事故で亡くなった後も絶大な人気を誇るツォイ。とびきりイケメンかといわれるとそうでもないけど、お父さんが朝鮮系カザフ人ということもあり、東アジア系というかモンゴル系の親近感わく甘ったれフェイスがまた……!

そんな彼が主演した映画『The Needle (邦題:『僕の無事を祈ってくれ』)』が撮影されたのがアルマトイ。映画自体は放蕩無頼な感じですが個人的には大好きです。英語字幕のものを貼っておきますね。

モスクワから故郷のカザフ共和国の首都アルマータに戻ってきた風来坊の主人公は、看護婦をしている昔の恋人の部屋に転がりこみ、盛り場で地元のチンピラ相手に与太を売ったりの所在ない日々をすごす。元恋人は上司の医者と愛人関係にあり、モルヒネを地下にさばくフロントの役もさせられていた。主人公は医者に制裁を加え、彼女を連れ出し首都を脱出、車を行ける所までひた走らせ、乾ききった無人の地で、アダムとイヴ的な再出発の生活を始めるのだが……。主演のV・ツオイは、レニングラードのロック・グループ〈キノ〉(=映画)のリード・ヴォーカル。62年生まれで父は朝鮮人(従って漢字だとその名字は“崔”と表記される)。ボイラーマンなどして働くかたわらで音楽活動を開始し、82年に〈キノ〉を結成しデビュー。88年のアルバム『ブラッド・タイプ』はアフガン派兵の若者たちの心を歌ったと言われ大ヒット、日本でもCDが出ている。役者としても人気で、本作のヌグマノフ監督の次回作への主演も決まっていたが、90年8月、交通事故死した。松田優作を想わす痩身のニヒルな二枚目で、眼差しの憂いが印象的な不良っぽいキャラクター。実にカリスマ性があるのに惜しいことだ(ヌグマノフの新作とは日本でも公開された、「マッドマックス」風の近未来アクション「ワイルド・イースト」)。原題を“針”という、まさにピンのように尖った激情に貫かれている本作は、紛れもない都会活劇の傑作である。

allcinemaより引用

冒頭、スパルタックのもとを訪れた際に最上階でたばこをふかしているシーンが撮影されたのがこのアパートメント。部屋ではなく共同スペースのようです。

寝室2つにベッド3台ということで、一人旅には少々持て余しそう。それにきっと内装はすっかりきれいになっているだろうけど、ファンとしてはモスクワの「キノの壁」に次いで訪れたい聖地ではないでしょうか。 ツォイが亡くなってずいぶん経ってからその存在を知りファンになった私ですらそう思うんですから、ドンピシャ世代は……。

なお、Airbnbのアパートメントとしてのレビューも上々。オーナーはスーパーホスト認定されているので信頼できます。さらに立地はアルバートスクエアというジベック・ジョリ駅周辺の旧市街、繁華街のど真ん中。街歩きにも最高のスポットなうえに一人使いでもホテルより安いとなれば悩む必要もないくらいです。(このあたりは予約サイトから予約できるホテルが少ないんです)

以上、KINOやヴィクトル・ツォイのファン必見の聖地、『The Needle』撮影現場になったAirbnbアパートメントのご紹介でした。


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2 件のコメント

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