外国に行くとついローカル和食をチェックしてしまう性質なので、アルマトイでももちろんお寿司を食べました。実はアルマトイではお寿司が大人気。ピザやパスタ同様、(カザフスタンから見れば)エスニックな食べ物にもためらいがないのは、多民族が共生する国際都市ならではという感じがします。
特に私は過去2度とも猛暑の時期を引き当ててしまっており、夏バテ気味の体に、ひんやりしたお寿司はとても美味しく感じたものです。
今回は、数あるアルマトイのスシ・レストランの中から、特に店名&メニュー名のインパクトで行くことにしたその名もMANGAを紹介したいと思います。あとから知りましたが、在東京カザフスタン大使館発行の『アルマティ案内』にも登場するお店です。(必携、カザフ大使館発行の無料PDF「アルマティ案内」)
私が行ったのは地下鉄アルマリ駅近くの店舗。日本でめったに食べられない「回らない寿司」をカザフスタンで食べるのだと思うとちょっとおもしろいです。
注文したのは写真のサーモン握りと海苔巻きのセット。ハローキティセットだったかな? ウェブサイトを見てみると「Код Гиасс(コードギアス)」「
Кучики (クチキ(ルキア?)」「Мураками (ムラカミ)」なんてメニューも。大人数用のセットメニューはポケモンもワンピースもあるようです。
さらに、MANGAの名のとおり壁には漫画風の創作イラストが。
そうそう、ちなみにこのお店、寿司だけでなく、 ピザや中華ヌードルなど、世界の料理が楽しめる趣向。ファミレス感覚で選択肢がエスニックなわけですね。それでもすべて炭水化物系なところにカザフ的感覚が垣間見えますが。
では、肝心のお味レポート。サーモン大好きなロシア人の好みはこのアルマトイでも存分に活かされているようで意外にもサーモンは美味しいです。そういえば、スーパーやバザールでもサケの切り身やイクラを見かけましたし、輸送テクノロジーの発達した今、海のないカザフスタンでも魚は身近な存在になりつつあるのかもしれません。酢飯もカッパ巻きも、日本の回転寿司チェーンやスーパーのパック寿司となら比べてOKなレベルです。
唯一、物足りなかったのが、ワサビとガリ。ガリは甘苦くって舌が痺れるタイプ。そしてワサビは殺菌・薬味というよりはインスタ映え要員? 花形の口金で絞り出してあるのがなんとも可愛い。お店のインスタにはクリームチーズと並んで絞られている写真もあり、海外ではワサビはあくまでオプションなのだなと感じさせられます。日本では特になにも言わないかぎりサビ入りが基本ですもんね。そんな新たな発見がありつつも、普通に美味しくいただきました。
アルマトイにはこのMANGAだけでなく無数のお寿司屋さんがあります。「無数の」と書いたのは、ショッピングモールのフードコートやデリバリーにも寿司があって、はっきり数えきれないくらいあるということ。本当に日本でいうピザと同じくらい食べ物として定着しきっている様子で日本人としてはちょっと嬉しかったです。
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ピンバック: 必携、カザフ大使館発行の無料PDF「アルマティ案内」 – Let it be ALMATY
こんにちは!
はじめまして。アルマティ お寿司 で、検索してました。
こんなにアルマティの事を記事にされていてとても興味深く、他の記事も色々読んでます。
アルマティではお寿司が浸透しているようですが、
日本のスシローのような回転寿司屋はあるのでしょうか??
こんにちは、ご覧下さりありがとうございます!
アルマトイでは残念ながら(?)レーンの回転寿司は一度も見かけませんでした。
セットプレートで出てくるスタイルが一般的で、ピザのようにテイクアウトやデリバリーは人気のようです。
また、日本では見かけませんがショッピングモールのフードコートにもお寿司屋さんが入っていました(セットプレートかテイクアウト)
ご参考になれば幸いです!