こんにちは、KISEです。秋の終わりにまたアルマトイに行く計画を立てているので、このサイトも復活。再始動ひとつ目の記事は、タムガリ遺跡について。アルマトイから日帰りするには? ツアーは? などなど下調べ情報です。(実際に訪問したらまた更新しますね)
目次
- タムガリ遺跡とは?
- タムガリ遺跡の見どころ
- どうやって行く? いつ行く? ツアーはある?
- まとめ
1.タムガリ遺跡とは?
タムガリ峡谷、タムガリ岩絵群とも呼ばれ、特に岩の表面に描かれたペトログリフ(※)が有名。もっとも古い絵は紀元前14世紀後半のものとも言われています。洞窟や洞穴のなかの「壁画」ではなくむきだしの岩肌に描かれているのも特徴。2004年に世界遺産として登録されました。正式な登録名称は「タムガリの考古的景観にある岩絵群」。ちなみに「タムガリ」とはテュルク系の言語で「印のある場所」という意味です。アルマトイの地下鉄駅でアルマリ駅というのがありますが、あれは「アルマ+リ=林檎のある場所」。それと同じく「タムガ+リ=印のある場所」となります。
※ペトログリフ:象徴となる岩石や洞窟内部の壁面に、意匠、文字が刻まれた彫刻のこと
2.タムガリ遺跡の見どころ
もちろんいちばんの目玉は上述のペトログリフ。5000点以上の岩絵が48の遺跡地域に散らばっていますが、その約6割は、5つの遺跡地域に集中しています。踊っている(?)人、角のある動物、走る馬、顔のある太陽などなどシンプルながら躍動感あふれる岩絵の数々。最も古いものは14世紀後半、最も新しいものは20世紀と描かれた時代にものすごく幅があるのもびっくり。最初期は太陽、人、動物などシンプルな意匠が多く、次第に宗教的、政治的な意味合いの強い絵も現れ始めます。なかでもベストオブ宗教的な絵といえば、タムガリ・ブッダと、キプチャク族が残したと言われるルーン碑文。太陽や動物の描かれた岩とこのブッダの描かれた岩はどれくらい離れているのか? 一度にまとめて見られるのか? これは実際に行って確かめてみねばなりません。
3.どうやって行く? いつ行く? ツアーはある?
アルマトイ市内から岩絵群のある地点までは180キロ。車でおよそ3~4時間の距離です。Indy Guideのとあるツアーでは以下のようなスケジュールが提示されています。
8:00 アルマト市内ホテル出発
https://indy-guide.com/en/listings/15306-tamgaly-tas より引用
11:00 代表的なトンバラの岩絵付近到着、ティータイム、トレッキング
13:00 ランチ、散策
15:30 タムガリを出発
19:00 ホテル着
ぴったり1日で日帰りできそうないい距離感です。
Indy GuideやTripadvisorでもたくさんツアーがありますので、英語がそこそこできる方はぜひチェックを。屋外博物館への入場料やランチの有無、人数によってツアー価格はまちまちですが、レビュー評価の高いものならまず間違いないです。
価格はおおよそですが一人当たり1万円弱程度。要注意なのは季節。12月~2月まで(ツアーによっては11月も)は催行していないツアーが多いようです。雪の降らない季節を選びましょう。
まとめ
以上、タムガリ岩絵遺跡について紹介しました。ちなみに、 カザフグッズ、お菓子、小物!アルマトイで買いたいお土産8選!で紹介した「メロマン書店オリジナルデザインノートシリーズ」にもタムガリの岩絵をモチーフにしたのがあります。これです。11月、行けなかったらどうしよう…。飛行機を取り次第、ガイドさんに相談してみます。
で紹介した「メロマン書店オリジナルデザインノートシリーズ」にもタムガリの岩絵をモチーフにしたのがあります。これです。11月、行けなかったらどうしよう…。飛行機を取り次第、ガイドさんに相談してみます。