湖面から木が生える、神秘的なカインディ湖

アルマトイは湖水観光の拠点でもあります。市内から日帰りピクニックできる近場ならミルキーターコイズの湖畔はまさに宝石!大アルマトイ湖、車で4時間程度の場所にあるコルサイ湖も有名。

そして今回紹介するカインディ湖(Lake Kaindy)も、コルサイ湖を中心としたコルサイ国立公園の一部で、1911年のケビン地震の際、地滑りで沢が堰き止められた結果生まれた、比較的「新しい」湖です。水深はおよそ30メートルで、 アルマトイ中心部からは東南へ約130キロほど離れた標高2000メートルの山奥にひっそり佇んでいます。

このカインディ湖、ちょっと変わった湖です。何がどう変わっているかというと……。

湖面から木が生える湖

カインディ湖がほかの湖と比べて特別なのは、地震で沢が堰き止められたとき湖の真ん中に取り残されたカインディ(樺)の木々でしょう 。湖の名称の由来にもなっています。 (※現地ガイドさんが「birch tree:樺」とおしゃっていたのでここでは「樺」としましたが、「雪岭杉」という情報もあります) 。
地震から100年以上もの長い時間を経ても幹が腐らないのは、ほどよく冷たい水が腐敗から幹を保護しているからとのこと。

ちなみに、ツイッターでこのカインディ湖のことを紹介したら、同じように湖面から木がニョキニョキ生えている山口県の一の俣桜公園蒼霧鯉池のことを教えてもらいました。こちらも水が透き通って美しいですね。

そのほかニュージーランドのワカナ湖も「湖面から木」の景色を楽しめるということで、なんというか、地震国同士の親近感を覚えます。カインディ湖があるカザフスタンでもわりと地震が起きるのです。

少々話がそれましたが、このカインディ湖、冬場はアイスダイビングやマス釣りもできるそうです。マス釣りはともかく、ダイビングはわざわざ冬にしなくても・・・・・・と思わなくもありません。

アルマトイからの行きかた

アルマトイ市内中心部からカインディ湖までは車で約4時間。公共交通機関等はないので、INDY GUIDEやトリップアドバイザー等でガイドツアーを探すのが最も手っ取り早い行きかたになります。

その際には、湖水観光の拠点であるサティ村やコルサイ湖、チャリン渓谷、カラダラ温泉なども組み合わせて、大自然満喫ツアーにすると楽しいですよ。せっかく遠出するんだし!

よろしければ私が参加したツアーレポートもご参考までに。(一泊二日でアルマトイ郊外の絶景を巡る旅へ!オプショナルツアー体験レポート<カインディ湖>

また、INDY GUIDEでカインディ湖が入っているツアーを探してみましたので、こちらもぜひのぞいてみてください。やはり「カインディ湖だけ」というよりはほかの大自然スポットを組み合わせたツアーが多いです。

以上、カザフスタンの緑豊かな大自然を存分に味わえるカインディ湖のご紹介でした。


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  1. ピンバック: ミルキーターコイズの湖畔はまさに宝石!大アルマトイ湖 – Let it be ALMATY

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