アルマトイでは、市内の至る所でシティレンタサイクルのラックを見かけます。最初は支払い方法がわからず手を出せなかったのですが、ガイドさんに聞いたところクレジットカードさえあれば旅行者でも気軽に使えるとのことで、滞在残り2日にして試してみることに。今回はその時の実車(?)レポートと使い方をまとめてみました。
- アルマトイ・バイクの申し込み方法(クレジットカード払いの場合)
- 実際に乗ってみる!
- 返却方法
- アルマトイの道路事情
- アルマトイ・バイクのここが便利、ここは不便
- まとめ
アルマトイ・バイクの申し込み方法(クレジットカード払いの場合)
まずは、クレジットカードを使った利用申し込みについてご説明します。サイクルポイントの前でポチポチやってもいいのですが、インターネット環境で事前に申し込んでおいたほうが楽かなと個人的には思いました。(ただし利用期限は申し込み時点から24時間となります。)
申し込み方法
- 公式サイト Almaty Bikeよりアカウントを作成(英・露)
- ログイン後「PROFILE」の「ORDER SMS ACCESS」より利用注文。
- クレジットカードでの決済が完了すると(といいつつ数分のタイムラグあり)、利用コードの書かれたメールが届きます。(注意!SMSではなくメールが来る)
- 決済完了時点から注文した期限まで利用可能となります(例えば1日利用なら、決済後24時間利用可能)
いざ、実車!
続いて、実際に乗車するときの操作方法です。ラックとの接続が悪くてうまくいかないときは、別の車両で試してみてください。私も何度かやりなおしました。
- ラック設置ポイントで、適当な車両を選びます。サイズはすべて同じ。サドル高さも簡単に調整できます。
- ハンドル部分の操作盤「OK」ボタンを押し、続いて、SMS利用を意味する「2」を押します。
- さて、利用注文時のメールには以下の情報が記載されています。
- Your code: xxxxxxx
- Pin code: xxxx
- End date: dd.mm.yyyy в 00:00
- まずは、Your codeの数字を入力し「OK」を押します。その後にPin codeの数字を入力して、再び「OK」を押します。
- コードが合っていれば、ウィーン、と音がしてラックが解錠されます。
- たまに開錠がうまくいかないのか「FAILURE」と出るときもありましたが、何度かやり直せば大丈夫でした。
返却方法
使い終わったら必ずラックに返却を。お店の前等であっても路駐はやめたほうがいいと思います。万が一誰かに乗っていかれたら、延滞料金や弁償費用が降りかかることになります。
とはいえ、返却方法も非常に簡単で、設置ポイントの空いているラックにセットすると、自動的に操作盤が起動し、返却手続きが行われます。施錠がうまくいかなかったり、セットが中途半端だと「FAILURE」と表示されてしまうので、そういう時は何度かやり直してみてください。
返却完了後、すぐにSMSで利用内容確認のメールが届きます。これで返却作業は終了。
アルマトイの道路事情
さて、アルマトイの道路事情はといいますと、写真のとおり歩道の半分が自転車専用道になっているので車道ではなくここを通りましょう。信号表示などは日本と同じです。
ちなみに、坂の多いアルマトイでは歩行者用には段差、自転車やベビーカー、車椅子用にはスロープが平行に並んでいる不思議な歩道がそこかしこにあります。しかもこのスロープがかなり急で、結局は一度自転車を降りて手で押す羽目になるというシロモノ。スピードを出させすぎないためなのか、それとも日本でもたまにある「形式だけバリアフリー」なのかは不明です。
アルマトイ・バイクのここが便利、ここは不便
さて、では実車してみた感想です。
機動性抜群でかなり便利
当然ですが徒歩より機動性が上がります。さらにメトロやバスの終時刻も気にしなくてよくなるし、何より安い!1日500テンゲ(160円ちょっと)なんです。地下鉄2駅分くらいであれば十分移動できる距離です。
ラック探しと坂がちょっと不便
一方、少々不便だなと感じたのは、アルマトイは山のふもとに位置しているので、山に向かう移動(北→南の移動)が緩やかな登坂になっていてしんどいこと。下りは快適ですが、上りはどうしても……。そのせいか、北部のラックには車両がたくさん残っているのに、南部のラックにはあまり台数がないように感じました。下りは自転車使って上りはバスという人が多いのでしょうか。
注意事項
最後に注意事項です。あたりまえですが、ラックが空いていないと返却できません。ラックの設置場所や空きがあるかどうかは公式サイト Almaty Bike の地図にて確認することができます。
まとめ
以上、アルマトイ市内レンタサイクル「Almaty Bike」の利用方法でした。アルマトイ市内では、自転車のほか、キックボード、キックスクーターを使う人もたくさんみかけました。たしかに折り畳みのキックボード(例:DEEPER 8インチ キックスクーター D-KS205 ブレーキ付き)があるとかなり便利な街です。そういえばメロマンでも売っているのをみかけました。いずれも、交通ルールにはくれぐれも注意して安全なご利用を。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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